川西市・宝塚市の眼科・耳鼻咽喉・アレルギー「のりはる診療所」

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成人病と目の関係

成人病と目の関係
高齢化を踏まえ、日本国民一人々の重要課題になるでしょう。
特に糖尿病・高血圧・高脂血症はガンと同じくらいに手ごわいです。
長年気付かず、放置することで改善の機会を逃してしまうのが問題です。
この3疾患はともに影響し合い、健康を一層害してゆきます。

血糖が高いと血管内の血流が悪くなります。糖尿病性の小血管障害は網膜・末梢神経・腎臓の障害を言い、糖尿病性の大血管障害は心臓病(心筋梗塞・冠動脈障害)・脳血栓・閉塞性動脈硬化症です。
高血圧は心臓病・脳血管障害(脳出血)・動脈障害(動脈内膜障害:これが元で動脈血栓症・動脈閉塞症を来たす)を生じます。
高脂血症では動脈硬化症による心筋梗塞・脳循環障害(脳梗塞・脳出血等)・動脈硬化による高血圧・循環不全による糖尿病の悪化等が生じます。

これらは共に危険因子として”相互に掛け算による危険度の倍加”を示します。足し算ではありません。さらにタバコと飲酒が拍車をかけます。

次に、網膜の血流異常は網膜出血・閉塞・硝子体出血(眼内出血)・網膜剥離に至りレーザー光凝固等では根本解決しなくなります。 放置しては失明に至ります。
会社では40歳以降毎年成人病検査を実施しますが、多少なりとも異常を指摘された場合はできるだけ早く、内科医と眼科医に相談してください。
ましてや糖尿病・高血圧・高脂血症の何れか1つでも診断がなされていれば、常に内科受診し、合併症が無くても年に1〜2回は眼科診察を受けられる事をお勧めします。

血糖のコントロール中に低血糖発作を起こすと急速に糖尿病性網膜症が悪化し、眼底出血の引き金になります。コントロールを甘くするのは問題ですが、厳しすぎるのも逆効果です。
また血圧コントロールにムラがありますと血流障害を悪化させます。
丁寧にかつ速やかに血圧降下を心がけてください。
眼底出血の危険性がかなり避けられます。
高脂血症も血糖コントロールと並行して行うもので、必要栄養素を十分摂取し動物性脂肪を減量し、必須脂肪酸を魚や植物性脂肪から摂取しましょう。
これにより糖尿病も高血圧も共に改善します。
大切なのは、毎日の努力です。残念ながら近道はございません。

豊かな食生活が我々の体を蝕むというのは、皮肉なもので「昭和40年までの粗食が良い」とは何とも困った話です。
実際急速な食の欧米化により日本だけでなく今後全世界に成人病の合併症が蔓延すると言われています。成人病検査は6ヶ月毎が理想です 。
なるべく努力して下さい。
ちなみに最近急速に視力が落ちたという場合、40歳を過ぎれば眼鏡だけの問題でないことも多いので、眼科医と相談しましょう。
眼科受診をして内科医を紹介されることも十分あります。
何より「日頃の節制」が健康の秘訣です。

監修:のりはる診療所 院長:藤原憲治

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